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アーカイブ 2013年05月02日 08:37 PM, 木曜日

現実との向き合い

2013年05月02日 08:37 PM, 木曜日

昨日北海道の実家から来たメールで知った故郷での大火事。その後、父からも電話があったがまだ写真も見ていなかったし正直信じられなかった。。。。というか信じたくなかった。。。

そして今朝来たメールを開いたら。。。

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唖然。。。言葉が出なかった。

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燃焼後の廊下。。。何十年にも渡る思い出が頭の中をを猛スピードで駆け巡っていく。

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つい4ヶ月ちょっと前には義父母を含めた家族と友人とで楽しく餅つきをした体育館。まだまだその時の思い出が鮮明に残っているのだが。。。

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残骸を取り壊し中。

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近所の人たちも駆けつけてくれて最後にはこんなにすっきり。

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劇的に景色が変わって、故郷にぽっかりと大きな穴が開いてしまった感じがする。もちろん誰にも怪我や火傷がなかった事は不幸中の幸いだった。YMCAのキャンプ場としても長年使われていたし、これで小さな子供達に何か起きたらと思うと本当にぞっとする。

「 何でこんな事が起きてしまったんだろう?」と言う疑問は確かに残る。。。こんなに長年数え切れない人たちのために用いられてきた校舎。人と人とを温かく結ぶ交流の場所。そして多くの人たちから愛されてきた歴史の長い場所だった。

悔しくて悲しい気持ちはここでは隠せない。でも我が家クリスチャンファミリーはどんな時でも神様が最善の計画を備えておられる事を常に信じている。僕らには分からないけど、これは何かもっと大きな悲劇が起きるのを防ぐ為に起きたのかもしれない。

頑張りやの実家の父母。もちろん毎年老いてはいるが、家の周りの作業量は一向に減る傾向がない。今までにも何度もはしごから落ちたり転んで肋骨を折ったりもしている。古い校舎の修理も毎年のように頑張っていた。強風で屋根が飛ばされるのを防ぐ作業などは毎度のこと。

でももう「休みなさい。もう十分に頑張ったよ。」と言われているのかも知れないね。母も今回の事で肩の荷が下りたと言っていた。

ローマ書8:28
「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事 が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」

僕らの信じる神様は、今回の事を機に何か又大きな事を成し遂げてくれるのではないかと思って止まない。

僕がまだ小学生の頃だったかな。。。父がこの地を「恵みの里」と名づけたのは。例え校舎が無くなっても、この地で受けられる恵みの深さには変わりはないよね。

実はこの夏また家族で故郷を数週間ほど訪れる事になっている。正直言って今この状態を目にするには覚悟が出来てない。でもきっとこの旅も大いに祝されるものになるよね。